奄美は古くから北方と南方を結ぶ交流の接点で道の島(海のシルクロード)として大変重要な役割を果たし日本本土の失われた民族文化が今尚現存しているところです。
① | 古事記の文化 |
奄美世(有史前縄文・弥生)時代、女神の阿麻弥姑(アマミコ)と男神の志仁礼久(シニレク)の二神によって島造りが始められ、五穀の栽培や機織りの法、火食の道を併せて授けられたとされ、現在の奄美の名称もその頃使われていた阿麻弥(アマミ)という呼び名から来たものであるといわれている。 | |
② | 奈良万葉文化(701〜824) |
太宰府管轄時代で遣唐使の交易の中継地として栄え、和歌等の言葉や様式が民謡等で現在も使われています。 | |
③ | 平安文化(1205〜1609) |
家一族支配により平安文化が各地の祭りとして伝えられている。 | |
④ | 琉球文化(1266~1609) |
沖縄那覇の世、南島文化により、ノロ、ユタ等女人政治と祭礼事が今なお奄美の生活の中に生きづいている。 | |
⑤ | 江戸武家文化 (1609〜1868)薩摩の世 |
1. | 島津藩の膨大な財政救済を奄美大島の黒砂糖と大島紬で達成した |
2. | 明治維新の原動力として、奄美が現代日本の近代化に貢献した事が奄美全島民の誇りである。その後、大正、昭和を経て第二次世界大戦後アメリカ軍政府に占領支配され昭和28年12月日本国民として祖国復帰を果たし、戦後伝統産業の大島紬を基幹産業として日本の高度経済成長と共に一大発展を遂げ本土の生活水準を進し発展してきました。この独特な自然風土と民族文化を活用しより豊かな未来へ向かってこの度ユネスコの世界自然遺産登録の暫定リスト入りを果たし近年中に本登録が実現する見通しである。 |
⑥ | 奄美大島は地球上の楽園〜祈りの島 |
1.国の天然記念物10種類 | |
2.長寿世界一 ギネスブックに過去2名登録 | |
3.民謡日本一 5名 | |
4.人の心を変えるパワースポット |